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クラウドファンディングとは?

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クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは「こんなモノやサービスを作りたい、発信したい」「世の中の問題をこんなふうに解決したい」といったアイデアやプロジェクトを持つ「起業家・ベンチャー企業・クリエイターなど」(=起案者)が専用のインターネットサイトを通じて世の中に呼びかけ、「その呼びかけに共感・賛同した人」(=出資者)から広く資金を集めるビジネスモデルのことです。

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クラウドファンディングの種類について(5タイプ)

クラウドファンディングで支援者(出資者)が支援する起案者のアイデアやプロジェクト内容は多岐にわたり、幅広い分野で活用されています。例えば最新技術を応用した商品やゲーム・アプリなどの開発、中小企業・新興企業の運転資金調達、不動産再生事業、先進医療の研究、若手アーティストのCD制作やコンサート運営、地方創生・村おこしプロジェクト、被災地支援や途上国への支援など。さらには一言で「クラウドファンディング」といってもいくつかのタイプに分かれているのをご存知でしょうか。


まずクラウドファンディングは「投資(金融)型」「非投資型」の2種類に分かれており、資金提供者に対するリターンの種類によって大別されています。

◆「投資(金融)型」:元利金や分配金、株式と言った金銭的なリターン

◆「非投資型」:商品やサービスなどの特典的なリターン(例:「新商品やサービスの先行購入権利」「映画などで支援者の名前がエンドロールにクレジット(記載)される」など)
※「非投資型」のうち後述の「寄付型」は原則リターンはありません。


さらに「投資(金融)型」「非投資型」は以下の5つに分類することができます。

◆【投資(金融)型】(別名ソーシャルレンディングとも呼ばれています)

①融資型(貸付型):融資型クラウドファンディングは世界中で一番のシェアを誇っていることで知られていますが、日本では貸金業登録と第二種金融商品取引業登録が必要なため、市場拡大のチャンスがありながらも非投資型クラウドファンディングに比べるとプラットフォーム数がまだまだ少ないのが現状です。融資型は、出資者から集めた資金で事業やプロジェクト開始のために資金調達ニーズのある起案者に対して融資が行なわれます。出資者はそのリターンとして融資した起案者からクラウドファンディング運営業者を通して返済金利の一部が分配されます。小口の資金を集めて大口化することにより、これまで個人にはハードルの高かった不動産投資や海外投資などの好条件な投資案件に参加できるようになります。融資先は電力開発・新規事業・不動産再生、海外の個人に対しての貸付などがメインです。リターンは比較的高いですが事業の性質上クラウドファンディング運営業者や事業主の破綻リスクを伴います。

②事業投資型(ファンド型):日本ではあまり浸透していない種類のクラウドファンディングですが、自分が応援したいビジネスや事業に対して投資することが可能です。ファンド型は応援したい事業者に対して、匿名組合を通じて投資をすることができます。リターンとして、契約期間中の売上の一部を分配金として受け取ることができます。また投資家特典として投資先の企業の商品やサービスがもらえる場合もあり、募集ファンドによってはその特典も魅力の一つです。一方、ファンド型のデメリットとしては事業が失敗した時にリターンがなくなるという事が挙げられます。通常は売上高に応じて配当が決まる形が多いため、中長期のプロジェクトの場合はプロジェクト内容とプロジェクトオーナーの見極めが肝心です。

③株式投資型:比較的新しいタイプのクラウドファンディングで金商法改正により注目が集まっているのが、この株式投資型です。2015年5月から日本でも行えるようになり、ベンチャー企業の非上場株式に投資を行うことができます。株式投資型が解禁されたことにより、制限付きではありますが将来性のある企業が個人投資家から資金を集められるようになったとして、今後市場が伸びるであろうと考えられています。上記で紹介した融資型(貸付型)、事業投資型(ファンド型)と比較すると、上場益や買収によるキャピタルゲイン(売却価格時の差)をリターンとするため、エンジェル投資と言われていますが、ハイリスクな条件と引き換えに最もハイリターンを狙えるのもこの株式型クラウドファンディングの特徴と言えるでしょう。現時点では法改正後間もないため正式な株式型クラウドファンディングサービスは立ち上がっていませんが、様々な企業が参入を検討しているとの情報もあり、今後注目のサービスです。⇒2016年12月より日本初の株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」の登録募集が開始となりました

◆【非投資型】

④購入型:日本国内で最初に普及したのがこの購入型クラウドファンディングです。最新の技術を用いたプロダクトや、ユニークな映画やイベントなど、バラエティに富んだプロジェクトに対して支援をおこなうことができます。支援者は金額に応じた商品やサービスを受け取る事が可能である一方、「非投資型」のクラウドファンディングになるためリターンとして、支援金額に応じた商品やサービスのチケット等が手に入ることはありますが、金銭的なリターンはありませんので資産運用という形では利用する事はできません。比較的低コストで参加できますのでリターンの内容に期待しながら、応援したいプロジェクトを支援するという形のクラウドファンディングになります。

⑤寄付型:被災地や途上国支援など、社会意義の高いプロジェクトに対して寄付を行うことができるのが寄付型クラウドファンディングです。日本では東日本大震災後に人気と知名度が高まりました。このクラウドファンディングは融資型(貸付型)、事業投資型(ファンド型)、株式型、購入型の4種類とは異なり基本的にリターンはありませんが、プロジェクトによって、サイト内で活動報告などを閲覧することができたりお礼状が届くことがあります。一般的な寄付とは異なり支援金が何に使われているのかが分かるという透明性があるので寄付を目的とした利用者には使い易いシステムとなっています。

 

クラウドファンディングの魅力とリスク(主に投資(金融)型の場合)

クラウドファンディングの魅力

  • 債券や預金よりも利率がよい
  • 少額投資が可能であり、分散投資が可能
  • 株など、市場の動向に影響されない
  • 投資案件によっては毎月配当金(金利)を得ることができる

クラウドファンディングのリスク

  • 貸付先の倒産リスクがある
  • 運営者のリスクも負うことになる
  • 中途解約はできないことが多い
  • 元本が保証されていない

クラウドファンディングは新しい資金調達の概念ですので、こういったリスクから支援者を守る制度はまだ十分に整備されていないのが現状です。ですからリスクがあることを十分に認識し、出資・支援する前に起案者とプロジェクト内容を納得できるまで理解し見極めることが大切になります。

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主なクラウドファンディング(ソーシャルレンディングサービス)一覧表
サービス業者 投資対象 最小出資額 タイプ
ラッキーバンク  不動産特化型  4万円  融資型
maneo 不動産、中小企業など  1万円  融資型
SBIソーシャルレンディング  不動産、中小企業など 5万円  融資型
みんなのクレジット  不動産、中小企業など 10万円  融資
OwnersBook 不動産特化型  1万円  融資型
クラウドバンク 新興国、不動産、中小企業支援、
代替エネルギーなど
 1万円  融資型
トラストレンディング  不動産、中小企業など  10万円  融資型
クラウドクレジット  海外事業他  1万円  ファンド型
FUNDINNO(ファンディーノ)  中小・ベンチャー企業  プロジェクト毎設定  株式投資型
A-port(エーポート)  音楽、アニメ、映画、スポーツ他  1000円  購入型

 

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