投資一任運用型のロボアドバイザーとは、投資運用会社が顧客(投資家)から投資目的や投資経験をヒアリング(運用プラン診断)を行ったうえで、投資判断の全部若しくは一部を一任されて顧客に代わって自動的に資産運用と口座管理を行うロボアドバイザーのことです。又、投資一任運用型ではマーケットが大きく動いたりして投資先の利回りが下がるなど状況が変わると、安定的に資産を運用できるポートフォリオを組み直す“リバランス”も自動的に実行してくれます。
そこで投資一任運用型ロボアドバイザーについて表にまとめました。
ロボアドバイザー運用を検討する際の参考にしてください。
≫≪提供会社≫
サービス名
最低投資額
投資対象
トータルコスト(年率)
自動積立
自動リバランス
自動税金最適化(DeTAX)
クイック入金
その他
≪ウェルスナビ株式会社≫
ウェルスナビ(WealthNavi)
10万円
海外ETF
手数料1%(3000万円超の部分は0.5%)+ETF経費(0.11~0.14%)
SBI証券、住信SBIネット銀行でも取扱い有
≪マネックス証券≫
マネラップ(MSV LIFE)
1000円以上1000円単位
国内外のETF
実質コスト1%未満※市場環境で変動の可能性有
―
最短3営業日で取引開始可能
≪提供会社≫
サービス名
最低投資額
投資対象
トータルコスト(年率)
自動積立
自動リバランス
自動税金最適化(DeTAX)
クイック入金
その他
≪株式会社お金のデザイン≫
THEO(テオ)
1万円
海外ETF
3000万円未満で1%(3000万以上で0.5%)+EFT経費
―
―
資産運用ニーズに併せた機能別ポートフォリオ、「THEOにおまかせモード」を採用
≪楽天証券≫
楽ラップ
10万円
投資信託
実質コスト1%未満※市場環境で変動の可能性有
―
下落ショック軽減機能
※ETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)
証券取引所で取引される投資信託の一種です。世界中のさまざまな資産を対象にでき非常に多くの銘柄に分散投資が可能という投資信託と同様のメリットがあり、一般的な投資信託より低コストなものが多く、長期運用に適した金融商品であると考えられます。
また、米国の株式市場など特定の地域、特定の資産の全体的な値動きに連動するように作られたものが多く、少ない銘柄で国際分散投資を実現することが可能です。